愛知県豊田市で81歳の男性がボランティアで外国人に日本語を教えている。戦争で兄2人を失い、自らは特攻隊を志願した経験を持つ戦中派。「戦争は相手国に対する理解不足が原因」と話し、日本語を通して国際交流を深めるのが願いだ。
豊田市越戸町の衛藤見夫(みるお)さん。大分県の農家の五男に生まれた。農業、製薬会社、ミシン販売会社などで働き、長男(55)が豊田市内に就職したのをきっかけに37年前、豊田に移り住んだ。外国に興味があり、終戦直後からラジオなどで英語を勉強し、20カ国以上を旅行した。長年、外国人のホームステイを引き受けている。
次女の勧めもあって6年前、豊田市豊栄町の末野原交流館で1人で日本語サークルを始めた。英語の他、外国人の知人の助けで中国語やポルトガル語のチラシを作って生徒を募集し、毎週日曜午後3~6時に開いている。
無料で予約は不要。生徒の顔ぶれは毎週のように代わる。中国、ミャンマー、バングラデシュ、ベトナム、ネパール、ペルー、ボリビアなど、これまでサークルに通った生徒の国籍は10カ国以上になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100815-00000003-maip-soci
