全世界の高校生らを対象にした第42回国際化学オリンピック(化学オリンピック日本委員会主催)の成績が27日、早稲田大の大隈記念講堂(東京都新宿区)で発表された。日本からは4人が参加し、私立栄光学園高校3年の遠藤健一さん(神奈川県)と私立灘高校2年の斉藤颯(はやて)さん(京都府)が成績上位約10%を対象とする金メダルに、他の2人も同約20%が対象の銀メダルに輝き、過去最高の成績となった。
大会の日本開催は初めてで68カ国・地域から267人が参加。今月20日に開会し、実験や筆記試験の総合成績を競った。銀メダルは滋賀県立膳所(ぜぜ)高校2年の浦谷浩輝さん(滋賀県)と筑波大付属駒場高校3年の片岡憲吾さん(東京都)が獲得した。
昨年に続き2年連続で金メダルの遠藤さんは「2つあるからと言って金の含有量を求めたりせず、大事にします」と笑いを誘い、斉藤さんも「他の国の代表と交流でき、非常に有意義でした」と笑顔を見せた。同委員会委員長でノーベル化学賞受賞者の野依良治・理化学研究所理事長は「4人の生徒は大変頑張ってくれた。健闘をたたえたい」と称賛した。
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