■近年では出色「もっと具体性を」
民主党政権が誕生して10日あまり、鳩山由紀夫首相のかじ取りに注目が集まっている。「友愛」「宇宙人」など独特のボキャブラリーで注目される新首相の“言語力”に、『歴代首相の言語力を診断する』などの著書のある立命館大の東照二教授(言語学)は「工夫があり、近年の首相の中ではかなりいい」と評価する一方、「もっと自信と具体性を」と注文を付けた。(三品貴志)
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東教授は、鳩山首相が16日に首相選出後初めて開いた記者会見に注目。《身震いするような感激》《国民のみなさま方のお怒り、ご不満、悲しみ…》といった発言を挙げ、「非常に情緒的で、感情的な言葉。これらは分かりやすく、人々の共感を高める効果がある」と評価した。
また、《いろんな試行錯誤の中で失敗することもあろうかと思います》との言葉について、「誠実さを出そうとしている。麻生前首相が《自信がある》《~を止めない》など『おれがおれが』と自分の能力を前に出そうとしていたのと対照的だ。麻生太郎前首相よりも、国民へのメッセージ力は強いのではないか」と指摘した。
東教授によると、会見での発言は、オバマ米大統領が昨年11月にシカゴで行った勝利演説との共通点が見いだせるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090928-00000035-san-soci
