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日本の教育「私の財産」統治下に学んだ台湾人エリート

日本統治時代の「負」の部分をことさらに強調して取り上げたNHKスペシャル「JAPANデビュー アジアの“一等国”」(4月5日放送)に台湾からも批判が出る中、戦時中に台中師範学校で学んだ台湾人から、日本に感謝する声が上がっている。「日本人」として入学し、終戦直後に卒業を迎えるなど、時代に翻弄(ほんろう)された世代だが、「日本の教育があったから今の私がいる」と感謝の念を送っている。(森浩)

「あの時代の日本人による教育は、人としての品格を向上させたと思う。私の財産といえます」

流暢(りゅうちょう)な日本語で語るのは、台湾総督府立台中師範学校第3期入学生の林永隆(りんえいりゅう)さん(84)だ。「日本でも台湾でも、若い世代があんな教育を受ける機会はもうないだろう」と振り返る。

昭和14年に入学した林さんの同級生は40人。日本人26人、台湾人14人だったという。2千人の受験生から選抜された“若きエリート”だった。

午前6時の起床ラッパから始まり国語、漢文、英語とみっちり仕込まれた。「『平家物語』を暗記するなどして、日本のことや日本語をたたき込まれた。日本文学には今の日本のみなさんより精通しているかもしれませんよ」と林さんは笑う。

もちろん苦しいときもあった。何十メートルも先から歩いて来る先輩を素早く見つけて、直立で礼をしなければならない。忘れると鉄拳が飛ぶこともあった。上下関係は特に厳しかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090815-00000021-san-soci


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