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敬意の表現のツボ

・敬語は文の最後につければ十分!
敬意は、ひとつの行為の最後につければ十分表現できます。

「山田さんは、ご自分でお考えになった作品にご納得なさらず、ご自分をお責めになり、涙をお流しになっていらっしゃいました。」

これは、クドい表現だとおもいませんか?文法的に誤りはないのですが・・・。こう、言いかえても充分経緯は伝わると思いませんか?

「山田さんは、自分で考えた作品に納得せず、自身を責め、涙を流していらっしゃった。」
※文末に注意!

・シンプルな表現が上品感を出す
ごてごて言葉を飾るより、シンプルな言葉使いでも充分敬意は伝わります。
「ご心配になる」より、「心配なさる」の方が、より上品な敬意が感じられます。上の「山田さん」の例でもわかるように、あちこちに「お」「ご」など、多く使うのは、しつこく感じて逆効果になりかねません。日本語としては、修飾語の多い言い回しよりもシンプルで慎ましい表現がより丁寧に感じられ、的確に敬意を伝えることができます。

・現在形より過去形の方が丁寧
これは、英語などでも使われる一つのパターンです。
物をいただいたときは「ありがとうございます」より「ありがとうございました」、退出するときは「失礼します」より「失礼しました」の方が丁寧に感じることが多いようです。語尾が柔らかくなることと、過去形にすることで距離が遠くなる=相手から一歩下がる=謙虚さを強く感じるようになるから、です。
しかし、その分表現がぼやける場合も多く、明確に気持ちを伝えたいなら、現在形の方がいいでしょう。

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